会津地鶏の詳しい由来は定かではありませんが、平家の落人が愛玩用に持ち込んだものが広まったともいわれています。また、会津地鶏の黒く長い尾羽は、会津彼岸獅子の頭に使用されていました。
現在、食用に用いられている会津地鶏は会津地域で飼育されていたものを県の養鶏試験場が改良・増殖したもので、適度な歯ごたえと油がのっているためコクがあり、旨味に優れているのが特徴です。
古くから当町の庭先などで飼われていた鶏で風土、郷土色に根づいた歴史を背景としており、その長い尾羽は会津彼岸獅子の獅子頭の飾りなどにも使われています。